ビジネスの最後は「ヒト」
今日から夫がダナンへ社員旅行に出かけました。ううーー!海外熱が復活しそう、ワシも行きたいぞ。
昨日はボールエクササイズ指導士として認定しいただきました!という明るい記事を書きました。が実はこの1週間、「何か」と葛藤しながら動く日々でした。
先週の金曜に告知をしてから約1週間、実はお申し込みが全くこずの状態でした。今は周りのみなさんがシェアしてくださったり、口コミで広めてくださったおかげて、お申し込みが来ています!(なんと残り2席となりましたー!迷っている方お早めに!どうぞこちらから★)
自分のやる気や思いばかりが先走り、たくさんの方がfacebookでシェアしてくださっているのに、でもお申し込みがないってことは私の発信の仕方に問題があるのかな?私の何がいけないんだろう?と少し自分を責めてしまっていたように思います。
でも本当に大切な視点を少し見失ってしまっていたかもとこの本を読んで気づきました。今回読んだ本はコチラ。
え?私がこの本を手にとる??と驚かれた方もいるのでは?
ええまあ、この本を読んだ自分が一番びっくりしてる!笑
顧客が数字にしか見えないようになってしまっては、彼らのニーズに応えた製品を提供することは難しくなります
「申し込みがこない」ことにしか目が行かず、大学の友達(未婚者含む)とかに、どうしよう…来る?と連絡してみたりw(しかもちょっと遠くに住んでる…)、とにかく小手先のやり方で身近な友人に連絡したりしてしまっていました。
でもこの本を読んで、まずはこの地域に根付いたインストラクターで、この地域の産後女性は、出かけるとしたらどこにいくかな?チラシにどんな情報がのっていたらいいかな?と視点を変えて動くことができました。
このタイミングで読めて本当によかった。この視点、これからも忘れないようにの意味も込めてここに記しました!
本を読了してみての心に残ったキーワード
以下、本より引用しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★顧客が数字にしか見えないようになってしまっては、彼らのニーズに応えた製品を提供することは難しくなります。(p.46)
★マクロな視点は持ちつつ、想像力豊かに、「彼らはどんな人で、どんな生活を送っているのだろう」といったことも併せて考えることが必要です。(p.46)
★よくある失敗は「世の中は(あるいは世の中の自分と似た属性の人は)自分と同じような嗜好を持つはずだ」という思い込みです。(p.60)
★自分や自分の周りにいる人間の感性だけを鵜呑みにするのではなく、幅広くアンテナを張り巡らせて、世の中の人々の嗜好や行動パターンなどを、常日頃から観察しておくこおとが必要です。(p.60)
★好奇心や探究心がないところに、新しいアイデアーー新製品開発、製品改良、新しいい売り方、新しいプロモーション方法などーーはなかなか出ません。(p.62)
★提供側の言葉になってしまっていて、顧客視点に立っていない軸。ユーザーにどのようなメリットがあるのか分からないということです。(p.79)
★「想定するユーザーが、実際にそれを使用している場面をイメージできるまでに具体化されたアイデア」(p.103)
★「肌感覚」は重要であるものの人間の認識にはやはりさまざまなバイアスや雑音が入ります。(p.124)
★人が介在するゆえのサービスのバラツキについては、低レベルのさービス防止ばかりを注視する人もいますが、過剰に特定の個人が高レベルのサービスを提供することも問題なのです(p.128)
★標準化にしっかり取り組むことが必要なのです。(p.128)
★行動観察で具体的な事実を相手にぶつけることにより、相手の何気ない行動の裏にある意識していない(できない)気持ちに触れることができるのです。(p.163)
★ターゲット顧客に影響を与える周囲の人間(インフルエンサー等)の意識にも着目し、うまくマーケティング活動を行うことも重要です。
★ウェブの世界では、スピードの遅さは担当者の心持ちとは無関係に、不誠実を意味してしまう(p.223)
★重要なメッセージはそれが確実に相手に届くように伝えるということが必須です(p.273)
★ビジネスは最後は「ヒト」です。(p.278)